イラストと手仕事のある暮らし。毎日が喜びの日々となりますように。
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<   2011年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

それぞれに
ではがんばっていってらっしゃいねと
今朝 研修へ出掛ける次女を交差点で見送り
私は羽田空港へ向かいました。

週末 次女とこれから彼女の住まいとなる寮を訪れ
初めての街で生活必需品を買い集め
なんとか娘が寝られる部屋を整えてきました。
有り難いことにホームセンターが無償で貸してくださった軽トラックの荷台に
その買い集めた家具や家電を娘と積み込み
私達の行き先の寮はどの道から入るんだったかなぁと
一方通行の多いその周辺をぐるぐる周りながらトラックなるものを運転したのも
なかなかお目にかかれない体験でありました。
遅れながらも鹿児島から届いた荷物をご飯を食べるのも忘れて荷ほどきし
1泊2日の予定をもう1泊だけ延ばし
そのおかげで悔いなく鹿児島へ帰ってこられました。

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娘が 明日発つという日の最後にしたことは チョコチップクッキー作り。
どんなに凝った美味しいお菓子を食べることよりも
小さい頃から親しんできた味が記憶に残る味となっていることに感慨深くもあり。
娘の右手の甲にはペイズリー柄のようなやけど痕がうっすらと残っています。
2歳の時 焼き上がったチョコチップクッキーに手を伸ばし
180度のオーブンからとり出したばかりの天板でジューッと火傷してしまった その痕。
その手を見るたびに思い出す
約一ヶ月強いられた毎日の病院通いも 今となっては良き思い出。
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そして私が作って食べさせた『唐芋のねったぼ』
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冷凍庫に残っていた小豆あんをくるんで
鹿児島のお母さん達が作る味だと いつか懐かしむと思う。

これで3世帯となった私達家族。
それぞれの場所でその役割を果たしながら
また一緒に集い語れる日を楽しみに 
日々を重ねていきたいと思っています。

by petitmugi | 2011-03-28 22:45
続き
私が 足踏みしている間もきっと忙しく動いていらしたはず。
デザイナーのMさんが気遣いながらメール下さった依頼イラストを仕上げていました。
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パッケージデザインに展開出来る花のパターンを数種類という宿題。
目の前に積んだ好きな紙箱や布を見つめながら 
幸せを感じられるデザインに思いを巡らせている最中でした。
明日までにあと数種類用意する予定ですけど 
実家にも走りますしね 今夜も夜更かしです。

昨夜作って冷やしておいた苺ムースを頂きました。
その画像も残しておきたくて。
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今日は 娘に食べさせておきたかったダコワーズも焼いて
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明日は娘と実家を巡り お彼岸に手を合わせたばかりだけど
行って参ります の墓参りに。

もう心残りはないだろうか
どれだけ心を込めたつもりでも 
足りないからおかしい。 

by petitmugi | 2011-03-23 23:57
前へ
次女も鹿児島を離れる日まであと4日
前へ前へと背中を押されるように動いたこの一週間でした。

式典を挙行出来ることさえも特別に思えた娘の卒業式。
夫の好きなお蕎麦で祝った彼の誕生日。
卒業就職を迎えた娘の友人達と先生を囲み親子過ごした食事会のひととき。
20年前に12歳だった彼らの嬉しい訪問をもてなし
亡き義父の誕生日でもあった春分の日の昨日は
家族でお参りに行きました。

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放任気味の鉢植えも春の訪れは知っていて
植えっぱなしの球根も花を咲かせ
グリーンも色鮮やかに彩られ
あたりまえの自然の有り様から力を貰うのです。

余熱が必要なお菓子作りもご無沙汰していましたけど
夫の誕生日にスフレタイプの小さなチーズケーキを久しぶりに焼きました。


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今日は 次女の準備してきた荷が一足先に出発しました。
被災された方がより助けを必要としている方をいたわりながら
それでも希望を見出し精一杯生きていらっしゃる方々がおられる現実
それを思えば 娘達と離れて暮らす寂しさ不安より
必要とされる場所で思う存分生きていらっしゃいと
送り出す強い気持ちが沸いてくるものです。
被災地が再び美しい故郷と安らぎのある暮らしを取り戻す日の為に
長い道のりを国民の1人としての自覚を持ち歩んでいくことが大事だと
私も認識しています。


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新鮮なきびなごのお刺身が食べられるのも幸せ。

それから頂いたいちごでムースをこしらえました。
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今 冷蔵庫で固まりつつあるところ。

by petitmugi | 2011-03-22 23:12
修復
器の修復が終わりましたと
トロイメロイさんから連絡を頂き1人出掛けていました。
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店内のテーブルに並んだ器を拝見して
オーナーさんが その器の持つ個性を大事に金継ぎを施される様子が伺え
単に器が息を吹き返しただけでなく
さらに魅力を引き出してくださったような気がして嬉しいでした。
松本晃さんの酒器(茶器)のひびに施された金継ぎは 
それが垂れたような景色になるようなぞられていて
素朴な土肌と調和がとれています。
ジュエリーのような金がきらりと光り華やかでもありました。

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14年前 震度5強を体感した鹿児島県北西部地震で
わが家の食器棚は両扉が開き段ボール箱一つの食器類が割れてしまいました。
器の欠片を見ながら惜しいとも思わなかったのは
娘達に怪我がなかったから。
次の年には弟と祖母を亡くし その次の年には義父が逝き
物も人もその命のはかなきことも思い知り いろんな欲も半減していったあの頃 
もう器に執着するのはやめようと誓ったのですけど。
やはり 作ったご飯やおやつもお気に入りの器だと美味しく食べられるという
私の思い込みのおかげで この物欲だけはなかなか抜け出せずにきました。
哀しくても眠れなくても ご飯が美味しく食べられたら私達は元気でしたし。 

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トロイメロイのオーナーさんが器と一緒に持たせて下さった白木蓮。
青い空に向かって枝からロウソクのように白い花を咲かせる姿は とても上品。

トロイメロイさんでは 
『六花窯&トロイメロイ 褻の器と西洋古道具展』がはじまっていました。
ちょうどお見えになっていた六花窯さんや陶芸家のkさんに
楽しい器の話を伺いながらしのぎのカフェオレボウルを求めました。
台からの立ち上がりがかわいらしく潔い白がとても美しい磁器です。
規則正しいしのぎ模様も 型で作るものではなく手で施されるとおっしゃるから
その器用さにもうっとりしてしまいます。
「ポーセリンで作るしのぎのカフェオレボウルはこれが最後の作品になりました。」
とおっしゃった作り手の想いも一緒に
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わが家の食器棚に初めてのカフェオレボウルが加わりました。
やっぱりミルクたっぷりのコーヒーがよく似合います。

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ご飯やスープ クッキーやお惣菜・・・出番をたくさん与えたくなる器です。
フランスからやってきた古い器と一緒でも
以前からの知り合いのように馴染んでいますから。

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先週頂いたomameさんのパンも
冷凍庫に保存して最後の一個まで美味しく頂きました。
目玉焼きやボイルしたエビ ポテトサラダを挟んでお昼も近い頃の朝ご飯。
omameさんのチーズパンでバーガーを作ってみました。

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by petitmugi | 2011-03-16 23:45
気力
あの日から3回目の朝を迎えました。
私が寝ている間に 大きな余震が再び被災地を襲わなかっただろうかと気が気でなく
早朝からTVをつけて確認してしまいます。
これは電気の無駄使い。
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報道関係者が入ることで
むごい惨状や被災者の苦しみ哀しみも映像と共に入ってきた週末でした。
平穏な朝を迎えた私にも
とりあえずできることが何か ということもわかってきて
気になりつつ不要不急のパソコンの電源を入れるその行為
これも電気の無駄遣いとわかっていながらブログも更新していますし・・・
矛盾していますね。

炊き出ししても被災者に満足のご飯が行き渡らないというニュースを目にしてしまうから
昨日の結婚記念日も ケーキを焼く気持ちもご馳走をこしらえる気力も沸いてこずに
ぼんやり過ごしていました。
次女もそんな気持ちなのか 友人とのお出かけを自粛したり。

でも 頑張れと自分にカツを入れて過ごそうと
ここに座りました。
忙しくない?不謹慎ではないかな?と気遣いながら貰った誘いにのり
今日は娘は娘で 私は私の友人達とおしゃべりに時間を費やしてこようと思います。

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by petitmugi | 2011-03-14 08:19
ご冥福をお祈り申し上げます
今朝、運転再開された電車でようやく寮に帰り着いた娘は、
その寮の惨状を見て涙が止まらなかったと言います。
愛着のあった建物の壁の亀裂、
割れた窓や落下物で足の踏み場もない部屋…
ただ帰り着けたことでそれまでの張り詰めた緊張が溶け
いつもの気丈な娘が自分を許した瞬間だったのかもしれません。 

100人程の女学生で賑わう学生寮も
春休み中の閉寮時期でもあり、
就活で特別に留まった友人達は10数名だったそう。
昨夜は未だ帰らない娘達を心配しつつ
一部屋に身を寄せ合うように休んだという乙女達。
帰り着いた娘を玄関で迎えてくれた彼女達は、
みな抱き合って号泣したと言います。

故郷を離れ3年この寮で暮らす娘は、
家族に勝る絆をこの仲間達としっかり築きながら
今日があるということを
娘の声を聞きながら 改めて思い知らされる私でした。

昨夜は帰宅困難者に開放された大学の構内で過ごしたのだそう。
椅子が固くて一睡も出来なかったと言うけれど、
明かりのある温かい部屋で多くの人と不安を共に出来た娘は幸せでした。
「東京の人は皆親切にしてくれるから心配しないで良いよ。」
と言う娘の声には、悲壮感は漂っていない。

昨日、大きな揺れで緊急停車した電車は、
ホームからしばらく走った地点が幸いして、
娘達乗客は大きな混乱もなく電車を降りたらしいのです。
その降り立った直後の大きな余震に
思わず一人乗車していた下校中の女の子を抱き寄せたそう。
その、とっさに出た自分の行動にはびっくりしたと。
土地勘のあるとおっしゃった偶然隣り合わせたご婦人に頼りながら
その小1だという女の子を歩いて自宅まで送り届け
友人も留まっているという大学まで
余震を感じながらそのご婦人と何駅分も歩いたのだと。
そのご婦人が傍らにいてくださったことは
不安だった娘やお嬢ちゃんにどれ程の安らぎを与えてくださったことか。
「お菓子も下さったの。」と優しさが身にしみた様子を話してくれました。

むき出しの惨状が明らかになっていく中
未だ続く余震 解除されない津波警報 原発への不安 増えていく被災者の数
あたりまえの明日が迎えられることが
実は特別だと思える日々にただ感謝しています。

by petitmugi | 2011-03-12 22:51
大地震
昨日の続きの布の花をこしらえていた時
なんとなくついていたTVから宮城震度7の速報が流れて来ました。
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すぐに東京で暮らす娘のことが頭をよぎり
今日は就職説明会か何かで外出だったはず
と携帯に電話してみたら 
通じて。
「今 電車の中。地震で止まってるの。東京の震度はいくらだったの?」と
長女に聞かれる。
「東京は震度5弱って速報流れたのよ。それより宮城は震度7よ・・・」と。

それから連絡が途絶えた娘の携帯から
先程 友人達と帰れずに一緒にご飯を食べてるところと
『帰宅困難者』となってしまったそれを楽しむ覚悟でいる娘と
会話が出来て少しほっとしました。
今夜はどこで休むのだろうか
明日もどこかの採用筆記試験って言ってたような・・・
そんな娘の外出も気になりつつ また連絡は途絶えるという状態。

増える被害者数 津波被害の拡大 
首都圏を巻き込んでこのような自然災害に見舞われる日も
近い将来来てしまったらというぼんやりとした不安もあったのは確か。
先のニュージーランド地震の記憶も鮮明なまま
リアルなニュースに これからもう1人関東へ娘を送り出す私は
ただ ショックを受けているのも本音。

娘のことまでお気遣い下さり ありがとうございます。
ゆっくりのペースで申し訳ありませんが
一つずつお返事させて頂きますね。


 

このような重たい日に 軽やかな画像を並べることを
不謹慎だと感じる自分がいて
それでも残しておきたいと思ったから
続きは 次のページに記しておきました。

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by petitmugi | 2011-03-11 22:52
感謝しつつ
実家の畑に咲くサクランボの花も 満開を迎えるのはもう少し先。
たくさんの蕾をつけて
どうぞ実り多き初夏を迎えられますようにと祈りつつレンズを覗いていました。
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いつもさりげない気遣いを下さるomameさんに恐縮しながら
しばらくのひとときでしたけど
生活感がしっかりにじみ出る居間へお通ししていました。
 
omameさんの焼かれたいろいろなパンを眺めていると
私もがんばろう と思える力が沸いてきます。
彼女のパンに合うご飯を用意するそれも楽しみ。
もう少しおしゃべりしていたかったなぁ。

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その後 いくつかの用事を片付けながら両実家へ走ってきました。
あと2週間もしたら遠くへ行ってしまう娘の顔を
義母 父母達にもできるだけたくさん見せておきたい。
次も生きて帰ってくるのだろうかとそればかり心配しているから
笑えるけど涙も出る。
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母が 元気の出る畑の野菜や産みたての卵をもたせてくれました。
自慢していたマーブル模様?のイタリアのレタス。
どうせ無農薬で育てるのなら手に入りにくい野菜が作りたいと言う母。
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さて 少しずつですけど前に進まなければと
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春の風が吹く前に彼女に届けなくてはと
手を動かしていました。
オーガンジーに似合う帯の花。

横道にそれながら
先日 アメリさんでみつけた古いコサージュ。
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来週の次女の卒業式出席の折に
地味な装いにやんわりと馴染むコサージュが欲しいと
そのことばかり考えていたから思わず手にとっていました。

薄絹と張りのあるビロードで作られたローズは
傷んで朽ちた花びらがとても雰囲気のあるお品でした。
しかし そのままでは晴れの日の胸元には痛々しい気がすると
次女が言うから
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蒸気を当ててもう一度組み立て直しています。

時を経てくったりとなってしまった布花ですけど
きっとお洒落なマダムの傍らにあったはず。
はるばる海を越えて私のところへやってきてくれたお礼に
もう一度喜びの席にだしてあげたい。

by petitmugi | 2011-03-10 23:16
ひなまつりの余韻
今日はお弁当持参の日だと
そういえば昨日のうちに夫に告げられていたのを今朝思い出していました。

昨夜の残り物に頼りながら 昨日で使い切ってしまった酢や片栗粉 小麦粉は
レモン汁や上新粉 餅粉で代用
なんとか浅漬けや唐揚げもどきも足すことが出来ました。

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そしてお弁当の残りと昨日の残り物に頼り作った次女と2人分のごはん。

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材料を切っている時は 豚汁になるつもりだったのですけど
途中からクラムチャウダーに変更。
ゴボウ 大根 椎茸等も入ったままですが 根菜の良いお出汁が出ています。
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遊びのような無駄も多い台所仕事ですけど
料理やお菓子を並べる小さな達成感は 私にとって大きな充実感があります。
「美味しい」という一言を貰うために頑張れる緊張感もありますから。
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固かった桃の花も ようやく開いてきました。
箸置きにして一枝添えてみます。

昨日のひなまつりの余韻を食卓で味わいながら
季節行事の楽しさを実感しています。

by petitmugi | 2011-03-05 00:47
ひな祭り
長女が初節句の時に贈られたひな飾りは
度重なる引っ越しと収納に悩み 実家の納屋へと入れられたままになっています。

その変わりに 
お宮参りの着物だったという古布を使い友人のお母様が作られたおひな様を
毎年 この時期に飾り愛でてきました。
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紙雛は娘達が幼い頃 18年程前になるでしょうか
ギャラリーでのひなまつり展で求めたものでした。
無病息災を祈り一対の紙雛を川に流す風習が残るというある地方の話しが頭をよぎり
この凛としたひな人形を連れ帰った日を懐かしんでいます。
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親指くらいのまゆ雛もちょうど同じ頃 
お茶の先生から旅のお土産にと頂いたものでした。
赤い布張りの重箱に入っていてあまりの可愛らしさに癒されたものです。
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こうして娘と一緒にひなまつりを過ごせる日はとても貴重。 
早朝から今日のおやつのロールケーキを焼いていました。
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さくらの塩漬けを敷き込んだスポンジを用意し
小豆あんを混ぜた生クリームを巻き込んでみました。
もう少し桜の桃色が綺麗に出るのかなと思っていたので 
その分だけちょっとがっかり。
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お出汁の効いたはまぐりの潮汁は 良縁を願う縁起物。
それから
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ちらし寿司を用意しました。
「子どもの頃よく作って貰ったひな人形にしたい。」と次女が提案したけれど
少し贅沢に夫の好きな『海鮮ちらし寿司』になりました。
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どうぞ この一年皆が元気で過ごせますようにの気持ちと一緒に
春の弥生のこのよき日に乾杯。

by petitmugi | 2011-03-03 22:48