イラストと手仕事のある暮らし。毎日が喜びの日々となりますように。
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台風の余韻
半分が吹き飛んでしまったテラスの屋根 緑の傷んだ庭 壊れた雨戸
そういったものを見なければ 
今日も 青い空に濃い緑の丘 穏やかな海のある静かな一日でした。

嵐のやってくる前日の夕方
「木からどうせ落ちるのだから 台風対策です。」
そうおっしゃってご近所のご主人が差し出して下さったグァバ。
想像できない大型台風への不安を トロピカルな香りが一掃してくれました。 

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4日目に入ってしまうのだろうかと心配した停電 断水 携帯の圏外
共に解消され心配していたより早い復旧に 今日は感謝しておりました。

まだこれからという時にあっけなく停電に陥り
蝋燭と懐中電灯の灯りで時を重ねたのは この場に及んでの読書三昧。
ラジオも入らずに強弱を繰り返す風の音だけがにぎやかで
夫とは いつも以上にたくさんのおしゃべりを繰り返しました。
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悩みつつ貴重なバジル殆どを刈り取り
哀しいかな それが正解でした。
今は 立ち枯れ葉をなくしたバジルの枝が 2本立ってる。

風が吹き出す寸前で刈り取られたバジルは
レンジで数分乾燥させた後ミルでひいてドライバジルになりました。

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紫色が個性的。
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そのドライバジルを徳之島の海水から作った塩に混ぜて
バジルソルトをこしらえて。
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ふかしたジャガイモが お洒落な味に変身しました。
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急な日のもてなしにも慌てないように
我が家には1週間分くらいの生鮮食料品がストックされていたのですが
停電のおかげで早急に消費しなければいけない残念さ。

1㎏程の冷凍ラズベリーも ジャムになり
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卵が卵焼きになり ご近所にお裾分けしたら 
そのお礼にと 冬瓜と地鶏を頂いて
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冷蔵庫にあった野菜を足して 筑前煮のようなお惣菜になったり
地鶏のおこわもこしらえたり
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ガスが使えるって なんと有難いことかと感謝しつつ
昼間の殆どを 台所で過ごしていました。
そうやって出来上がった一品は 夫と二人では食べきれないから
お裾分けにとご近所へ消えていき 
ぎゅうぎゅう詰めだった冷蔵庫も冷凍庫も
だんだんと奥が見えるようになりました。 
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豚のひき肉はドライカレーになり
ガスコンロのグリルで焼いたナン作りも楽しめました。

停電から3日目にもなると 冷凍の魚肉は殆ど解凍されてしまったから
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エビ アサリ イカ 鶏肉 一気に消費するため作ったのは
パエリアでした。
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高級食材のサフランがなくて スープにターメリックを足して炊いたライスに
ソテーした魚介類を並べて蓋をして蒸しあげただけ。
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オーブン等の家電が使えたら それはとても便利。
使えないことを嘆きたくなるけれど あるものを工夫する方がずっと楽で
より豊かな気持ちになれることを実感した台風日和になりました。

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久しぶりに作った栗原はるみさんのレシピで作るドーナツも
キビ砂糖をまぶして とても美味しかった。

『始めちょろちょろ中ぱっぱ
じゅうじゅう吹いたら火を引いて
赤子泣くとも蓋とるな
最後にワラを一握りパッと燃え立ちゃ出来上がり』
そんな1節を思い出しつつ鍋で炊いたご飯もお焦げ付きで
夫のお弁当も作れました。
昭和の生まれ 無駄のような1節も唄のように染み込んでいます。

コインランドリーに走っても良かったけれど
お風呂に一杯貯めてあった水で1枚ずつ洗面器で洗った衣類も 
台風が去った翌日にはよく乾いて
洗濯板が欲しくなりました。


昨日は PC 携帯ともに圏外から解放され皆様のメッセージも一度に届きました。
お返事が まだまだ間に合いませんけど
お気遣いのメッセージ 本当に感謝いたします。
ありがとうございます。

by petitmugi | 2012-08-30 23:23
残暑お見舞い申し上げます
処暑も過ぎ新しい台風がそこまで来ているからでしょうか
そよそよと吹く風は避暑地にでも滞在しているかのような過ごしやすさ。
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相変わらず 室内に飾る草花は庭からの調達品。
ミントにもいよいよ薄紫の花が付き始め 
しばらくの間はほのかな色と香りを楽しめそうです。

地元の方が みかんの元祖だとおっしゃるヤマシークイン?
引っ越してきた当時は うっそうと茂る山みかんの木の良さがわからずにいたけれど
毎日の暑い夏にとても個性的な涼を提供してくれていて
ここからの景色は一番のお気に入りになってしまった。
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山みかんの酸っぱ過ぎる果汁とパッションフルーツをソーダ水で割って
ちょっと蜂蜜を足してみる。

思ったとおりのさわやかさが美味しい。
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台風の潮風にもゼッタイ枯れない花をと
夫が庭にさし続けたマツバボタンやポーチュラカが
ようやく地面を覆ってきました。

草取りもなかなか進まないけれど根気強く続けたい毎日の日課です。
向こうに揺れるネコジャラシは生かされることを許された立派な植物。
ネコジャラシの草むらを そこに私は作りたい。

週末からやってくる台風の突風で傷めるよりも 
いっそのこと刈り取ってしまった方がいいでしょうか
貴重なバジルを眺めながら 今も悩んでる

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向こうに広がるミントの匂いを嫌って?
何故か虫が寄ってこないから とても綺麗なバジル2本が嬉しいのです。



さて しばらくこちらを留守にしていた為に 
頂きましたメールへのお返事も滞り大変失礼しておりました。
夫の夏季休暇を利用し慌ただしく帰省してきたところです。

4月こちらに来た途端に気がかりなことが相次ぎ
いつも実家へ帰るタイミングを伺っていました。
老いていく現実は丸見えなのに気丈に振る舞う父母に叱咤激励されて 
またこちらへ帰ってきました。

義母が独り暮らす夫実家へ連泊したのも20数年ぶりのことだったと思うのです。
足腰は弱っているけれどまだまだ元気な義母と
それを献身的に支えてくれる義姉妹達 その家族。
海を隔ててこそわかるありがたさも身に染みた帰省になりました。
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帰りの空港行きバスに乗り込む前に立ち寄った
ベッカライ・ダンケンで買ったパンが自分へのお土産になりました。
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夏になってから なかなか会えていなかった友人も誘って一切れ。
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軽く焼いた雑穀パンにキャラメルクリームを塗り
バニラのジェラートを添えて おやつにしてみたり。

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パスタのランチに添えてみたり。
頂き物の平打ちパスタはトマトとイカの卵黄抜きのカルボナーラ。
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甘い香りのシナモンベーグルも 私の独りランチに。

追いかけるように届いた実家からの野菜。
卵やゴーヤ きゅうり コリンキー・・・
台風のせいで そろそろスーパーから食料が消えていく頃
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とてもとてもありがたいのです。

by petitmugi | 2012-08-24 15:00
感動の隅っこで
寝不足気味の毎夜 お茶の間に感動が届きます。
悔いを残さないための努力の積み重ねが苦しい程に伝わってきて
どんな時も「ありがとう」と感謝の思いを並べる選手の方々に
TVの前で ただただ恐れ入っております。
こちらこそ ありがとう。
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東シナ海に沈む夕陽は 切り絵のように今日も美しかった。
ロンドン五輪も終盤
明日朝にかけて 今夜はどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。


さて 今朝100g程の葉が茂る1本のバジルを半分だけ刈り取っていました。
ジェノバソースがあるとお料理が楽しくなる。 
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変色しないようにオイル多めで作り冷凍庫の中で待機させます。

今日は バジル50g 松の実20g にんにく1片 粉チーズ50gに塩コショウ
エキストラバージンオイル200ccを注いで。
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出窓のカーテンを縫いたいと 朝からお見えになっていた方々と
作り置きしていた惣菜を並べてお昼ご飯にしました。

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冷製茶碗蒸しにお出汁のジュレをのせて。
冷凍のタラを野菜を一緒にソテーして 作り置きしていたトマトソースの上に並べて
ジェノバソースを点々と。

お隣の方に頂いていた貴重な島バナナで 小さなバナナタルトを焼きました。
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ねっとりと濃い美味しさは スーパーに並ぶバナナでは表現できません。
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久しぶりに作ってみたティラミスと。

北海道から届いたメロンは
食べ頃がもう少し先だということを確認して夫実家へ転送
義父の命日のお供え物に間に合いそうです。
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M子さんが添えて下さったラベンダーから さわやかな香りが漂ってきました。
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もう15年程前になるでしょうか。
M子さんへ作って差し上げたデザインのシールが貼ってありました。
今でも使って下さっているのでしょうか
優しいお気遣いにも感謝。

by petitmugi | 2012-08-10 21:39
台風の合間の来客
今日は 空も海も全便欠航の台風日和
全く怖くない風が「ごおぉーーー」とうなりながら通り抜けていきます。

3泊の予定を1泊で切り上げて 彼女たちは帰っていきました。
早朝から航空券のキャンセル待ちに付き合った昨日
1便 2便 3便と乗れない飛行機を見送り。
意気消沈しながらも 最終便でなんとか飛べると聞いた時の嬉しさは格別でした。
 
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悪天候につき16時間船に揺られ徳之島の港に着いた途端
帰り便を心配することになった彼女たちの旅は 本当に気の毒でした。
しかし 数日後の勤務に支障が出なかったことが最良の旅の行程であり
この珍騒動もいつの日か記憶に残る旅になったと思えたなら有難いのです。

我が家で最初に食べていただいたケーキは
マンゴーとブルーベリーで飾ったシャルロット。
徳之島のマンゴーは 目が2倍に見開くくらい甘いのです。
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「見た目は悪いですけど甘いのですよ。」
農家の方に頂いたマンゴーでお菓子の準備もできました。
しかし いつもポジティブなお二人が 予定の行程通りに動けない状況に 
気持ち一杯ですぐにお腹も一杯になってしまって
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3日分のつもりで予定していたもてなしを
1日で消化するには とても無理がありました。
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スキューバダイビングや夜行貝のアクセサリー磨き
透き通る海の景観を眺めながらのピザランチ
バナナの葉っぱの上に並んだ島ランチをご馳走してくださるお塩屋さん
トロピカルな植木で整えられた美しいコースでのミニゴルフ
楽しい旅を演出してあげようと夫と一緒に練った3日間徳之島プランも
徳之島数時間一周の名所巡り弾丸ツアーに凝縮し 悔いが残ったのは確か。

カフェ『ニライカナイ』さんでのちょっとひといき。
青い海を眺めながら頂いた5層の美しいミックスジュースに癒されました。

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到着後 我が家でもてなしたランチは
作り置きのできるお弁当のようなお惣菜でした。
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船揺れの気持ち悪さで多くを召し上がれないのでは 
そう思いながら少しずつ並べました。
油ソーメンや鶏飯 味噌豆 サーターアンダギー・・・
徳之島のお母さんのお料理も並べたかったのですけど。
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頂きものの里芋で作ったポタージュ。
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またこの島を彼女たちが訪れる日があるでしょうか。
いつか2度目があったなら 一番楽しく美しい徳之島ライフをご紹介できるように
私たちもアンテナ高く島での暮らしを楽しもうと そう思えたのです。

嵐の前の静けさが漂う与名間の浜に浸かりながら眺めた美しい夕陽は
彼女たちの心を 一時でも解放してくれたことでしょうか。

by petitmugi | 2012-08-05 15:45