イラストと手仕事のある暮らし。毎日が喜びの日々となりますように。
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チュニック丈のシャツ
こんな服が縫いたいなぁと思いながら
ずうっと前にnatyucottonさんで選んだ布でした。

ようやく一枚のカタチになって とても嬉しい私。

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しっかりした張りのあるインディゴブルーのリネンは
ニュアンスのある とても素敵な布でしたから。

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茅木真知子さんのパターンはそれほど複雑ではないのに
美しいシルエットの服が出来上がってくるところがお気に入りです。
10数年前に縫ったブラウスも今でも着られます。

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昔 服が上手に縫える2つのコツは
アイロンかけを丁寧にすること 待ち針を上手に使うこと
と 教えてくれた友人の言葉を思い出しながら
面倒な工程に時間をかけて進めていきました。 
今はアイロンの当てすぎで出来上がりに張りがありますけど
洗いを繰り返すうちに布の持つ奔放な雰囲気が戻って来ると思います。

そう 本当は黒蝶貝のボタンをつけたかったのですけど
とりあえず 裁縫箱にあるバラバラのシェルボタンで間に合わせました。
ボタン探しの旅にも出かけたい気持ち。

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メンズっぽいシルエットに少しだけ甘さを添えたくて
タグ部分にアンティークレースを縫いつけてみました。
089さんから頂いて大事にとっておいたもの。
上品なサテンステッチはアイシングクッキーのデザインにして真似たいくらい。


さて 週末の甘いお菓子も少し。
ハロウィンが とてもメジャーな行事になってきても
我が家の収穫祭といったら秋の十五夜だったかなぁなんてことを思っていました。
お供え物のお団子やお菓子は子供たちが自由に貰ってよかったあの頃。
実りの季節 今でもたくさんのお菓子を焼きたくなるのは昔から変わらない。 
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この休日 ちょっと差し入れにしたくて焼いた焼き菓子とロールケーキ。

この果実のエンボスモチーフ柄のお皿はフランスから届けて頂いたものです。
サルグミンヌ窯のお皿によく見かけていたこの柄は
裏に刻印がなかったばかりに安価で譲っていただいた2枚でした。
私は このお皿を秋のテーブルに並べたくてお菓子を作っています。 

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シェルの焼き型も ホタテ型やミニ型等持っているのですけど
シリコン加工でもしてあるのでしょうか 
この型はくっきりと膨らみが現われるからお気に入りです。
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濃厚に作った苦めのキャラメルクリームを混ぜ込んだら
ちょうど良い味のキャラメルマドレーヌが出来上がります。

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キャンドル周りにあしらった松ぼっくりは
昨日のボランティア道路清掃の折 道端のごみを拾うふりをして
ポケットに入るだけの松ぼっくりと落ち葉を拾ってきたのでした。
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徳之島の秋を飾ったら自己満足のキャンドル周りが出来ました。

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カボチャのプリンは 私の気持ちばかりのハロウィン。

by petitmugi | 2012-10-29 21:41
小さな縫い物
この頃 没頭していた布の花作りは 
随分遠のいていた縫い物へと私を導いていきました。

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小さな端切れも繋いでいくと
一人前の広さを持った布になることはわかっているけれど
規則正しいパターンを繰り返し繋いでいく手仕事は
まるで修行のような面持ち。
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私の持ち合わせている根気強さでは
たいそうなパッチワーク作品は作れそうにないのですけど
布を触っている時は 心が穏やかになっていきます。

昔からそう
心が下を向きそうになったら 
小さな小さなものをカタチにして自分を癒していた日々のことを思い出していました。

「一緒にパッチワークしましょう。」
というお誘いにのり 出来上がったのは裁縫用のペンケース。
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元気になる種を また一つ引き出しに詰め込んだような気持ちになれました。
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マチをたたんでファスナーで閉じると しずく型になる型紙を作り

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開いたら 笹舟のように大きく見開き取り出しやすく。
20㎝の定規や21㎝の鋏が楽に入るようにペンケースにしてはロングサイズ。

友人から頂いていた布
娘に縫ったワンピースの余り布
一枚一枚に思い入れがあって 
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捨てられない布は1㎝四方になっても繋ぎたい。

久しぶりに 布がカタチになったのがとても嬉しくて
たくさんの画像を並べてしまいました。
鋏の刃を包むカバーも一つ。

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何年経っても何を切っても切れ味に迷いのない種子島の鋏は
一生大切にしたい鹿児島の宝です。

by petitmugi | 2012-10-23 22:34
紫芋と布花
空が明るくなってきました。

停滞する台風のおかげで何日も陽の差さない日が続いていたのですが
ようやく動き出した台風が奄美群島を避けながら去っていく最中のよう。
今のところ 我が家周辺には停電もなくいつもの暮らしができています。
有難いことです。

船便で届く物資も滞り スーパーの生鮮食料品は空っぽになってしまうと思ったから
買い物に出かけたのは確か4日前。
野菜売り場の地元特産品のコーナーに並んでいた『島さつまいも』は
皮をむいてみたら鮮やかな紫芋でした。

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ジャガイモみたいに甘みのないお芋でしたけど
台所へ引きこもりつついろんな工程を経て作ってみた『モンブラン』。
不格好ですけど カスタードクリームや生クリームで山を作り盛りました。

私の葉っぱ作りへの興味はまだまだ続いていて

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スライスしてハサミで切り抜いた紫芋は
素揚げしただけで容易にそれらしく反り返ってくれたから
リアルな葉ができてうれしかったのです。

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作りすぎたから サラダに盛ってパリパリと頂きました。

食べられる葉っぱ作りと同じくらい 私の好奇心を満たしてくれているのは
布の花作りでしょうか。

秋色あじさいが 1枝 2枝と出来てきました。
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ビロード地の花びらを 一枚一枚染めて

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その花びらが乾いていく様も愛おしく。

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本当は もっと合理的で美しい作り方があるのかもしれないけれど
自己流の布花作りから生まれてくる粗雑な花に
朽ちていく前の花のはかなさを重ねつつ 独り酔いしれているのです。
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葉はつけず コロンとしたブローチにしたくなりました。

そして 花束になった『シロツメクサ』。
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葉っぱのリアルを追い求めたら 本当は丸い葉っぱになっていくんですけど
いつも想像の中にあるハートの形にできるのも作り物のいいところかもしれません。

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胸元やショールに ボタンのように付けたいブローチも一つ。

by petitmugi | 2012-10-18 13:58
パンに季節のジャムを添えて
和食好きな夫が 週1回のペースでパンの朝食をとるようになって
今で2か月くらいでしょうか。
シンプルな食パンしか食べたがらないので
私の作るパンは今のところ役に立っていません。
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そんな時 コンビニ『エブリワン』の食パンが強い味方。
作ったら?という話になるのですけど
美味しい自家製食パンを用意出来るようになるには
どれくらいの力量と時間が必要でしょうか。
手っ取り早くプレーンなカンパーニュ風のパンを焼いてみるのですけど  
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どうしても 私だけの主食になってしまいます。
見た目も味も存在自体とても中途半端なパン。

しかし パンに添えたいジャムを作り保存する楽しみは増えてきました。

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コープの個配で届けて頂いた紅玉りんご4個は

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お店では見かけないとても貴重なものでした。
タルトやパイにしても良かったのですけど
皮の濃い赤色が魅力的なので皮も一緒に煮込んでジャムにすることに。

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ジャムの味を確かめるように焼きたくなるスコーン。
粗挽き全粒粉を加え過ぎてザクザクの食感に焼き上がりました。
歩粉さんの忘れられないスコーンの味が素通りしていきます。

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フレッシュなケーキに赤い実を飾りたくて購入していた冷凍のフサスグリは
次の台風がやってくる前に これも潔いジャムになりました。
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酸味の効いたさわやかなジャムは 
ドレッシングやソース等の調味料としても使う予定です。
裏ごして種を取り除いたものと 裏ごしていないものと2通り。

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教えて貰ったとおりに蒸し器で脱気殺菌も試みましたが
11月まで蝉が鳴いているとおっしゃるここの気候の常温は
少し心配なので冷蔵庫で保存することに。

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キャラメルクリーム フサスグリ リンゴ 普段の送り物も楽しくなりそうです。
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ちょこっと添えたシロツメクサ
今度こそ それらしく見えますでしょうか。
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型紙や作り方は一緒でも 布を変えると別の花のようです。
野原のシロツメクサに もう少し近づいてみたい。
指が寂しくなると ほのかに染まった花びらをくるくると巻いております。

by petitmugi | 2012-10-13 22:37
アイシングクッキーと小さい秋
台風の影響からでしょうか 
徳之島は昨日の秋晴れから一転して 早くもざわざわの風吹く灰色日和です。

秋の夜長 手持無沙汰の手に小さなコルネを握りしめ
アイシングクッキーを作る稽古をしておりました。
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ここ数年 冬が近づくと作りたくなるけれど
アップでは とても耐えられないクッキーが量産されていきます。
難しいのは アイシングの固さ緩さの練り具合 コルネの扱い方 絞りの技術
そしてデザインのセンスでしょうか。
わからないことばかりが増えていくのです。
どうしたら 光沢のある美しいアイシングができるのでしょうか。
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生の卵白を使った時の賞味期限は3日くらい?
今日は 乾燥材を忍ばせてご近所の方へ差し上げてみました。 
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「これ何?」と
その珍しさから ブローチみたいと喜んで下さって
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少し調子に乗ってきました。

クリスマスの頃までに もう少し洗練されたラインが描けるようになれたら嬉しい。
ライナーワーク カンマストローク ドット スクロール・・・
トールペイントの丸筆使いを頭に思い浮かべながら 
アイシングを絵の具代わりにクッキーを用紙代わりに その難しさを実感中。
私にとって 達成感より疲れの方が勝る手仕事です。 


そして 

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栗の葉のチュイールもこしらえてみようと それらしい型紙をカットして焼いてみました。
葉の筋は ココアを足さない方が良かったみたい。
見た目の気持ち悪い葉がオーブンからたくさん出てきましたから。

他の葉と混ぜて
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先日の連休 お見えになったお客様に秋の一皿をお出ししたところ。
もうすぐ新月の夜空には三日月しか浮かんでいませんが
いつも出かけるスーパーで山芋をみつけ 嬉しくて作ったじょうよ饅頭。
お月見のうさぎです。

木の葉型にカットしたかぼちゃは
北海道のM子さんから先日届いたものでした。
大量のじゃがいも玉ねぎも一緒に ご夫婦の農園からの直送便です。
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それからというもの 毎日毎日ジャガイモやかぼちゃ料理が食卓に並んでおります。

ジャガイモのガレットに かぼちゃのスープ。
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煮込み過ぎると煮崩れを起こすのですけど お肉の煮込みにも足します。
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定番のコロッケは 作りすぎて夫に嫌われかわいそうなくらい。
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揚げたじゃがいものお餅にあんをかけた一皿は
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ハサミでカットした人参やかぼちゃの葉っぱを足しました。

徳之島には 栗や柿 イチョウや楓といった樹木はなく
山に見られる紅葉はハゼの葉くらいだそう。
そのハゼも今年の台風ですでに傷んでしまっています。
南の島で紅葉風情を楽しめたらという私の方がおかしいのですけど 
ない物ねだりの郷愁が 毎日の葉っぱ作りへと導いていきます。
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職人さんの美しい抜型が欲しいのだけれど 
高価なので 薄切りしたかぼちゃや人参を調理ばさみでカットしたものを
軽く茹でて 茶碗の飾りに使ってみました。
生抜型のような厚切りカットは私の包丁さばきでは無理ですけど 
お吸い物椀やちらし寿司なら この薄切り飾りで充分 紅葉を楽しめます。

by petitmugi | 2012-10-11 09:51
布花と葉っぱのチュイール
もう秋だと思いたいのに 騒々しく鳴く蝉の声は まだ夏を追いかけてる。
台風の影響で明日のイベントも中止になり 
夫と2人 ゆっくりの週末を過ごしていました。

引っ越してきてからまだ開けていなかった段ボール箱を開いていたら
急に作りたくなったのです。
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シロツメクサ に見えるでしょうか。
薄い綿のオーガンジーと以前着ていた白い麻の服を潔く切り抜き染めて
なんでもない手仕事ですが 可愛いものです。

青柳さんのアトリエから生まれる布花を参考に形にしていきました。
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昨年までは 春の頃から涼しくなるころまで自宅周辺で楽しめたクローバーを 
こちらに来たらお目にかかれず恋しく思い出していました。
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自己満足の古いバスケットに
お弁当とお茶を詰めて 丸くなった背中を延ばしに出かけたい休日です。

それから
栗の渋皮煮のお菓子に秋を添えようと思って焼いたチュイール。
ココアで着色して 枯葉のようになってしまいましたけど
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作りすぎました(笑)
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食べるとさくっと消えていく葉っぱです。
ゆるい手遊びで 季節の移り変わりを想像しています。

皆様 リフレッシュの素敵な週末休暇をお迎えくださいね。

by petitmugi | 2012-10-06 22:59
台風一過の月夜
昨夜のこと。
4日目の暗い夜を数えながら 
今夜も電気はこないのだろうかとあきらめていた頃
突然 部屋がぱっと明るくなり テレビから楽しそうな音声が飛び込んできて
そのうれしかったことといったら。

まず お礼を申し上げたい気持ち。
度重なる台風に 夜を徹しての復旧に当たられる関係者の方々のご苦労に
感謝の気持ちでいっぱい。
家屋や農作物等 様々な災害に合われた方々にも 
一日も早く普段の日常が戻って来られることを 
ただ願っております。
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台風一過の翌日は うそみたいに晴れ上がった空があって
それと対照的に ダメージを受けて傷んだ樹木や田畑
倒木や折れた枝で狭くなった道幅が
荒れ狂った自然の猛威を見せつけておりました。

台風がやってくる度におきまりになった停電にもすっかり慣れていて
ガラス戸の向こうの月明かりは ぼんやりと部屋を照らしていました。
十五夜の月が これ程嬉しかったのは初めてだと思うのです。
庭に出て その有難い月を夫とどれくらい眺めていたでしょうか。

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こんな日でも ガスが使えるって本当にうれしい。
お豆腐と上新粉 白玉粉を適当にこねて作ったお団子でお月見も出来ました。
ススキやハギ おみなえしなんて どこを探しても見当たらないけれど
そこら辺のカヤを刈り取って小さく生けて 精一杯のお飾りです。 
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冷凍庫の豚ひき肉で作った肉団子に 千切りしたキャベツの衣を着せて
いが栗に見えないかなぁ。
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台風の気苦労で疲れた心を お団子が癒してくれました。
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焼き団子?磯辺団子?というのでしょうか
夫のリクエストは 醤油を塗って焼くシンプルな『しんこ団子』
故郷の懐かしい味がします。

それからの3日間 長引く停電を覚悟して台所への引きこもりが始まりました。 
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冷凍室の白身魚は たたいてすりつぶして ごぼうや人参が入ったさつま揚げに。

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冷蔵室の生豆腐は よく水気を切って揚げ豆腐に。

実家から送られてきた玉子はお菓子作りに役立てたかったけど
ゆで卵になって『おでん』になりました。
でも 大根の入っていない『おでん』は
『おでん』の味になりきれていませんでしたけど。

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鍋で炊いたご飯に新落花生を足したきんぴらごぼうを添えてみたり。
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温めなおしには 蒸し器がとても役に立ってくれて
コンロにかけたついでに 私はいろいろなものを蒸していました。
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蒸しパンに バニラ紅茶の葉を入れて 甘い香り漂うおやつに。
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小さなプリンカップに 小さく蒸して。

イーストとベーキングパウダーで発酵させた生地には

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豚肉とエビ 干しシイタケ 生姜 長ネギ等で作ったあんを詰めて。
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炊き込みご飯にするつもりだった栗は
小豆と一緒に蒸して栗おこわに。
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両親共働き家庭の台所を大正生まれの祖母が守る姿に教えられ
18歳になるまで過ごした質素な田舎暮らしは 私の財産かもしれません。
不便だった数日間 ずっと気力も想像力も感性も冴えて
随分楽しめたような気がするのです。

だからといって 不便な暮らしの方が良いというわけではないのです。
便利さに甘えつつ合理的で機能的な暮らしから生み出される時を
もっと大事に扱うことを覚えなければと思うわけです。 

深まっていく秋を思い浮かべながら
なんでもない手仕事を楽しんでみたい。

by petitmugi | 2012-10-03 14:32