イラストと手仕事のある暮らし。毎日が喜びの日々となりますように。
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夜光貝を磨きに
Tさんを自宅に誘って一緒に食事をしたのも久しぶりのことでした。

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夫が出張中だったということもあり 
冷蔵庫にはたいそうな材料も入っていなかったけれど
いつもより時間をかけるとなんとか品数は揃うものです。

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久しぶりに焼いたパンは キャラメリーゼしたクルミ入りのミルクパン。

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湯がいたキャベツの葉に 鶏ミンチで作ったハンバーグを広げて
下味をつけて煮たニンジンやゴボウ ズッキーニやほうれん草等を並べて巻き
ラップでくるんでレンジで加熱したものをサラダのお皿に並べました。

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すりおろしたレンコンにエビのすり身を足して作った餅?を
お出汁で炊いた大根にのせました。

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スープは 紫芋のポタージュ。

早々に片付けて 私たちは夜光貝アーティスト池村先生の工房へお邪魔してきました。
徳之島の海の魅力を知るためにも一度は体験した方が良いと
多くの方々から勧められていた夜光貝磨き。

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池村先生は 夜光貝の稚貝放流、オニヒトデ駆除等の自然保護活動
展示会や夜光貝アートの体験教室を通して
島の文化や自然環境保護を全国に伝える活動も盛んに行っていらっしゃいます。
博物館等にも飾られるという先生の工芸品は 
繊細な美しい光をまとった上品な作品ばかりです。 
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これが夜光貝
大きいけど地味です。
夫が 先日の飲み会でお刺身をご馳走になった後の夜光貝を頂いてきました。
両手で包みきれない程大きな夜光貝を見て 
欲深い私は この貝からいったいどれくらいのアクセサリーが作れるのだろうかと想像していたのです。
しかしとても状態のよい夜光貝とお聞きし 今回はこのまま標本として保存することに。

池村先生がカットしてくださったいろいろなモチーフの中から一つ選び 
私たちは2時間ほど磨いたでしょうか。
先生のお話をお聞きしながら 
同じように真珠層の輝きに感動しつつ
その価値を見い出していった古代の人々に思いを馳せるのでした。
螺鈿細工の原料として広く知られ、昔は朝廷への献上品としても用いられていたそう。
特に奄美近海で取れる貝は 栄養分の豊富な藻類に恵まれゆっくりと成長するため 
緻密で質が良く 世界で最も美しい光沢を放つといわれるそうです。

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無心になって磨いているうちに出逢う 
キラキラと光る真珠のような輝きを目にした時の喜び
このひとときに 私も魅了されてしまいました。

最後のチェックと仕上げを先生にお願いして出来上がったネックレス。
葉っぱのような形をした一枚です。

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うまく虹色に輝く光を撮ることができませんでしたけど
重みがあって愛着も加わって 実物はもっと素敵です。

by petitmugi | 2012-11-28 23:23
たくさんのありがとう
今日は暦の上では『小雪』だというのに 
雨の後の徳之島は 半袖になりたいくらいの温かさで調子が狂いました。

留守で滞っていた雑用を片づけて
緩んでいた夫のジャージのゴムを付け替え 
ため込んだ夫のシャツにアイロンをかけ
お菓子のストックもないことに気付いて焼き菓子を焼いていたら 
すっかりいつもの日常が戻ってきました。

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冷凍庫に眠っていた生地を敷いて洋梨のタルトを焼き。
こちらでは向こうからやってくる果物はとても高価で 
洋梨も以前のように煮て保存ということにはならないのです。

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さて あれから3~4日経って届いた荷物を整理していました。
Halさんとお知り合いになってから数年 
一緒に作品も作らせていただいたこともあります。
しかし お会いしたのは今回が初めてのことでした。

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Halさんが 作品を置いていらっしゃる下北沢の『Toppin'Kitchen』を覗いてきました。
そして そこにいらして下さったHalさん。

一度にたくさんの作品を拝見したのも初めてでした。
多くの作家さん達の作品が所狭しと並ぶ中
Qulting Spot』の一角は 花が咲いたように美しかった。
縫製は既製品のように丁寧で 個性的な色柄をした小物は
スタイリッシュなのにどこかあたたかい。

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Halさんは アジアンテイストな雰囲気の漂うふんわりとした方かしらと
勝手にいろいろな想像をしていたのですけど 
私の前に現れた 背筋のぴんと伸びたカッコいい女性 
娘のように若々しい その方がHalさんでした。

そして 私たちはたくさんのおしゃべりをしました。
Halさんの 外してるのに調和している不思議な作品の感覚が
どんなルーツで生まれてくるのか興味津々だった凹凸が
少し一致した喜び。

それから Halさんが下さったプレゼントに私はとても恐縮したのでした。

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カンカン・レッグのピンクッション
丁寧に刺繍糸で作られた美しい待ち針も添えられたものでした。

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古きよき時代のアメリカの手作りの作品が掲載されている「手にハートを」という
小林 恵さんの本を参考に作られたそう。
古い繊細なレース等 私の好きなテイストを用いて下さっていて
その心遣いにも頭が下がりました。

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美の対象として愛でてきた手や足のモチーフ。
育まれてきた欧米の豊かな手芸文化を彷彿させるものでした。  

母親らしいことができたらと思い 久しぶりに出かけた東京でしたけど
改めてはじめましてのご挨拶ができた方々との出会いが 
今回の旅をさらに有意義なものにしてくれました。


もう少し 綴っておきたいモノの話。
一人 夕方までの空いた時間に
珍しい紙が見たくて二子玉川まで出かけました。

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たくさんの美しい箱の並ぶ店内で見つけた10数カ国の紙の端切れのセット。
『box &needle』の世界中から集めた紙のいろいろには 
とても感激してしまいました。

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ゴールドの背景に舞う葉。
端切れになる前の広々とした紙も見てみたかった。

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小さな端切れの面積を生かせるように 小さな箱やミニ本でもこしらえて
贈り物でも作りたい。

最後に 
「毎日 お弁当ありがとう。」
と 長女から貰ったプレゼント。

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サンクで買ったという包みから出てきたのは

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英国に拠点を置くキャロリン・デンハムによるブランド
MERCHANT & MILLS(マーチャント & ミルズ)の糸切りばさみ 
待ち針 メジャーでした。 
「かわいい」モノに走りがちな道具が クールなテイストで提案されていて
いつもの針仕事も よりかっこいいものに仕立てたくなってきます。

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娘からの 勿体ないようなプレゼントでした。
荷をほどいて出てきた箱を開けて
道具に恥ずかしくない針仕事を またここでしばらく楽しんでみようと
静かに思えました。

by petitmugi | 2012-11-22 23:04
東京の景色
昨日 東京から帰ってきました。

まず 朝から気になっていた庭の草取りを始めて
日中は ご近所さん達と沿道で駅伝大会開催中の学生さん達に声援を送っていたら
東京で過ごした1週間が 遠い夢だったように思えたのです。

所用を済ませた後 長女と一緒に合羽橋道具街へ向かっている途中

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夕暮れがそこまで迫ったスカイツリーが見えて 
『東京』を実感できたひととき。


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お正月も帰省しないという娘2人に会うために上京した今回の旅
娘達の2人暮らしが始まってちょうど一年目という節目の時でもありました。

それぞれの価値観で選んだ仕事を自己表現のできる場所と決めて
迷いながらも都会の暮らしに慣れてきた娘達でした。
娘たちのお弁当作り 毎日のご飯の準備 衣食住の冬支度
娘達が行きつけのサロンでさっぱり髪を切り
ご近所の美味しいパン屋さんやカフェへ案内して貰ったりと 
久しぶりの母親役に張り切る私を したいようにさせてくれたことにも感謝。

菓子道具店で購入した焼き型で 冷凍パイシートを使った簡単なキッシュを焼き
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ボジョレーヌーボー解禁日も重なった日には 
街は深夜までにぎやかな人の波が揺れていて 眠らない街に自分も酔いそうでした。 

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つい長居してしまう書店もすっかり日常に馴染んでいて
退屈を知らない街で暮らしていることが 
本当に彼女たちのプラスになっているのだろうかと ふと思うこともあります。

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次女がお世話になった方にもお会いできました。
娘に あの時からずっと希望に満ちた力強い言葉をかけ続けて下さっていて
母親の私も どれ程勇気づけられたことでしょうか。
輝いている方々に刺激を頂き支えられていて 
娘たちの今日があることも実感するのです。



あの映画『洋菓子店 コアンドル』のあった場所に入り込んでみると
立派な柿の木が深秋を演出していて
立ち止まってみたくなる空間になっていました。 

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時間があると ずうっと歩いていました。
散策していないと勿体なくて。

それから はじめましてのHalさんにもお会いすることができた今回。
荷物の片付けが済んだ頃の続きで そのこともお話しさせて下さい。

自分へのお土産に買ったデメルのチョコレートは
バレンタインデーの頃までの期間限定のお品。

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ただ この美しい箱を手元に置きたくて。

by petitmugi | 2012-11-19 23:44
ウールのバッグと旅支度
幅広ボーダーのウール生地もnatyucottonさんで購入したものでした。
「タックで寄せてかわいいスカートが作れそうですよね。」
natyuさんとそんなおしゃべりをしながら選ばせて頂いたのに
2回目の冬がやってきそうだったから
無理矢理バッグにしてしまった という気持ちもあります。 
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丈夫なバッグにしたくてすべてのパーツに接着芯を張っていたから
だんだんミシンの走り具合が重たくなっていき
針も折れたし気持ちも折れそうになりました。

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もしかしたら この布は丸みのあるシンプルなバッグになりたかったのかもしれない。
布を組み立てているとそんな声も聞こえてきそうでした。
脇に使ったざっくりとしたリネンは 以前長女に縫ったベストの端切れ布。

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ネイビードット柄布は長女に縫ったスカートの余り布

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この前縫ったシャツの余り布は内布用に

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布の一つ一つに自分だけの物語があります。
内にも外にも たくさんポケットを付けて。

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部分使いの思うような革にも出会えず 使い古しのバッグを切り取り使いました。
縫い目にも難ありで 針が言うことを聞かないから カシメ金具も使って。

そして 大事な端切れのウールを縫い合わせて作り始めたのは 秋冬用のベスト。
natyuさんセレクトの布たちにomameさんから頂いていたブラウンの布で
また1枚 仕上がる楽しみができました。

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ここへたどり着きたくて裁縫に勤しんでいたというこの頃でしたから
茅木真知子さんのパターン本を広げて苦しみありの脳トレ中です。



さて 実家からは久しぶりに季節の便りが届きました。
裏山のムベや椎茸 庭先の柿や 畑の柚子 檸檬 無花果(イチジク)

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進んでいない紅葉も一緒に添えてありました。
ムベは 嬉しいおやつだった子供の頃を思い出すのに充分な優しい味がします。

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見かけは悪いけど 郷愁を誘う母セレクトの贈り物にはいつも感無量です。
今年は 無花果があまり良い出来ではなかったから少しだけ と母が言ったから
マドレーヌのレシピに小さくカットして混ぜ込みました。

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このプチフルールの焼き型は マフィン型の代わりに使ってきましたが
使い過ぎたせいか 型抜きがうまくいかないことも多く使うのが億劫になっています。
でも こうして並んでいる姿はかわいいものです。
緩いアイシングを施しおめかししたら よりかわいいシルエットが現れるかもしれません。

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無花果が沈んで形が崩れてしまったマドレーヌに
カスタードクリームと無花果を飾りました。
柿を薄くスライスしてモミジの葉っぱにカットしてみたり
冬が来る前に もうしばらく短い秋を楽しみたいのです。

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生の無花果は焼くだけで とろりと濃厚なジャムの味に変わりました。

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娘達に食べさせたいお菓子やパンは 

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冷凍食品になって東京へ出発していきました。

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追いかけて 週末には私も上京する予定です。
昨年の今頃始まった娘たちの今の暮らしも11月で1年
久しぶりに娘たちの喜ぶご飯を食卓に並べてあげようと思います。

by petitmugi | 2012-11-09 12:57
今日の手仕事
11月の澄み切った空気に 秋の匂いを感じるようになりました。
島での暮らしも7か月が過ぎ 時間を重ねた分だけしっくり馴染んできたみたい。

濃い焼き菓子も紅茶も よく似合う季節になりました。
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一日の始まりにお菓子を焼きながら
あれとあれとあれと と気がかりなこと片づけたいことを頭の中で整頓しています。 

キャラメリゼしたリンゴのタルト。
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キャラメルクリームとナッツ等を混ぜ込んだマフィン
小さなクグロフ型で焼きました。
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お茶の時間を友人と過ごせる幸せ。
そして 毎日癒されている縫い物の続きを少し。

日中は 今でも半袖で過ごせるくらいですから
徳之島の冬にウールの上着が必要なのかわからず
出来上がったのは 直線を縫っただけのポンチョのようなストール。
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今年の冬の終わりに natyucottonさんで求めた布でした。
この柔らかいネップツィードでラフなコートを縫おうと思っていたのですけど。
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古着のワンピースに羽織ってみるとこんな感じ。
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畳むとバッグの中に忍ばせるのも簡単ですので
旅のお供にもできそうです。

抜いた糸にも遊び心があって 捨てらずに作ったボンボンだったりタッセルだったり。

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今年の3月末 引っ越し荷作りに焦りながら
必要に迫られた断捨離でたくさんの布を手放しました。
あの時 どうしても別れがたかった布たちが今ようやく箱の中から出てきて
その布たちを懐かしむように カタチにし始めました。

今 大急ぎで縫っているのは横に大きなウールのバッグです。
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服作りより多いパーツをつなぎ合わせた難儀を思えば 
秋冬限定のウール というのは少し残念なのですけど
とりあえずこんな形のバッグがあったらいいなぁ の欲求を満たしているのです。
A3サイズのファイルがすっぽり収まるサイズ。
健康体操教室に通う時のジャージにも似合うバッグ。

出来上がったら もう一度紹介させて下さい。

by petitmugi | 2012-11-03 22:38