LINK
カテゴリ
以前の記事
2014年 10月 2014年 09月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「うちは旧の七夕の日に飾りを作るのよ。」
とおっしゃったご近所のおばあちゃん。 我が家はというと 気持ちだけの布でできた小さな飾りを下げて 大きな願いを込めました。 役割分担の卵焼きを焼くことから始まった七月七日。 地域住民総出で取り組む行事が 結構な頻度でやってくるのですが 私にとって すべてが神秘的に映る習わし。 古くから受け継がれてきたそれにまつわる由来の深さに 支え支えられて暮らす方々の喜び 哀しみ そして感謝の念を思うのです。 『素麺の上にのせる卵焼き』を作る担当という一見簡単そうな役割に 「すみません・・・」 と前置きして 「甘いあの卵焼きのことですか?」 と真面目な問いかけをしていました。 卵焼きのレシピ程 各家庭の個性が勝る『味付け』はないですよね。 作業のおかげで風の通りも良く清められた集落の通路。 今日は アジラネ法式の日だとおっしゃる。 この一年の間に不幸のあった家族が 夜明けと共に家の茶碗皿を外に出し 海へ行って海水で手足を清め 日没まで家の外で食事やお茶を飲み過ごされる日だと 85歳になられる方から教えていただいた。 時代は流れても変わらないでいられることの難しさ非凡さ。 ひたむきに受け継がれていく魂の深さに頭が下がるのです。 メニューに困ると一品に加えたくなる素麺も メインにすることもあります。 実家から送られてきたキジの卵は かわいい大きさが 彩りのアクセントにちょうど良いのです。 お茶菓子の差し入れ用に蒸した黒糖饅頭。 節電を意識したら 普段のお菓子作りが 蒸し器になったり鍋になったり。 「簡単なのが一番。」 とご近所の方に教えていただいたパイナップルのケーキ。 「100円くらいのパイナップル缶詰で充分。」 40数年前 自宅にオーブンがなかった時代 母が無水鍋で作ってくれたスポンジケーキが こんな味だったかな。 やはり スモモも煮ました。 皮をむくと味がすっきりするからと教えられた日から コンポートもジャムも リンゴのように皮をむいています。 赤ワインがないのに気付いてホワイトラム酒を香り漬けに。 保存してこれからの季節のお泊り客に重宝します。
by petitmugi
| 2012-07-10 16:28
|
ファン申請 |
||